2013年11月13日

釈迦内柩唄

 1945年6月、秋田県大館の花岡鉱山で強制就労させられていた

中国人労働者の集団脱出がありました。

結果、986人の中国人労働者に大弾圧が加えられ、420人が殺害されたと言われています。

水上氏の父は、棺を作り、穴を掘って85才まで生きました。

これらの事実をモチーフにして水上勉が戯曲として書き上げた作品が「釈迦内柩唄」です。

釈迦内は秋田県の花岡鉱山が近くにあった在所の地名。

その地で親の代からつづいた死体焼き場の仕事をしている家族。

その仕事を引き継ぐことになった末娘・ふじ子の物語です。

釈迦内柩唄 ふじ子を演じたのは和歌山出身で

 俳優座の有馬理恵さん。

 ずいぶん前「山彦ものがたり」の公演を企画しました。

 まだまだ「ひがし」全盛時代です。

 宝塚の榛名由梨さん・高汐巴さん

 ミュージカルの安崎求さんとの共演でした。

 釈迦内は一人芝居のイメージが強いですが

 今回は7人での舞台で、背景もよく解り

 見ごたえ十分でした。


 11月16日(土)午後2時~橋本市・アザレアホール
でも公演されます。



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Posted by 和歌山こどもの広場(わかば) at 20:53│Comments(0)舞台鑑賞
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